ゴルフ会員権の譲渡でかかる税金

ゴルフ会員権を他の人に有償で譲渡した人は、譲渡によって得た収入に税金が課せられます。これから会員権を他の人に有償で譲渡する予定がある人は、税金の具体的な計算方法を知っておく必要があります。税金が課せられる課税所得の金額は、ゴルフ会員権を売却したことによって得た金額の全てではありません。売却することで得た収入から、一定の金額を控除した後の金額が、課税の対象となる所得になります。

そのために、高額で会員権を売却した人であっても、控除できる金額によっては、納めなければいけない税金の額が安くなることもあります。ゴルフ会員権を譲渡した対価から控除できるのは、その会員権を入手するために払った代金です。100万円で会員権を購入した場合には、その100万円が譲渡の対価から控除できる取得費です。会員権を入手する時に支払ったその他の費用も、会員権を譲渡して受け取った対価から控除できます。

ゴルフ場の会員権を取得するために支払った名義書き換え料などが、こうした費用に該当します。その他にも入手時に支払った費用がある場合には、その金額も控除できます。このような方法で課税の対象となる収益の金額を計算する場合には、注意しなければいけないこともあります。基本的には会員権を取得するために支払った費用は収入から控除できますが、場合によっては全額控除できないこともあります。

ゴルフ会員権の購入と直接関係のない費用は控除できません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です